2006年02月28日

中国、死刑囚の臓器、移植・販売

本文 非常に難しい問題がいくつも絡んでいるように思うのですが。。。

日本だけでなく、東南アジア、北米、欧州、豪州などの世界各地から、
最近中国大陸に行って中国の病院で臓器移植を受ける患者数が増えていることで、
中国は臓器移植と販売の世界中心となっていると言われています。

臓器の提供元は、95%が死刑囚から摘出されたものであり、
病院側と刑務所側が結託して死刑囚の臓器を販売しています。



時事通信の記事では、中国で臓器移植手術を受けた日本人が多数亡くなっていることを
問題にしていますが、そこに至るまでにもっと深い問題があるのです。



国際報道機関と米国『労働改造基金会』の指摘では、
中国国内で処刑される囚人の臓器が移植に供されるケースは、
毎年少なくとも数千件にのぼるとみられています。

国際人権擁護団体「アムネスティ・インターナショナル」は、
中国で年間、死刑囚5000人以上が処刑され、世界の91%を占めると指摘、
親族に通知せず囚人の臓器を摘出、外国人患者に高値で移植売却する事実を暴露。

昨年12月には、中国衛生部・黄潔夫副部長も、中国での移植臓器の大半は
死刑囚から摘出されたものである事実を認めています。




中国の臓器移植手術を最も利用しているのは韓国で、年間1000例を超えています。

背景にあるのは、韓国が2000年、脳死以外の遺体から臓器摘出を禁じる
法改正を実施した事情によるもので、
国内で臓器の提供を受けることが難しくなったことにより、
中国で臓器移植を受ける韓国人患者数が急増しているのです。


韓国聯合ニュースによると、韓国警察は16日、
ネット上で末期肝臓ガン患者を募り、中国での臓器移植を仲介する
違法ブローカを摘発。

容疑者の証言から、中国の病院から高額のマージンが支払われることや、
死刑囚の肝臓が移植に使われることなどが明らかになり、
術後に死亡するケースもあります。



日本で今日報じられたニュース
手術直後に邦人7人死亡=中国での移植、計180人以上−厚労省研究班が調査


死亡したものから臓器提供を受けるのはちょっと聞くと
悪いことではないように思えますが、
死刑囚本人が臓器提供を拒否したとしても
死刑囚の家族が同意するか、死刑囚の遺体の引き取り手がいない場合は
死刑囚の臓器提供は行われてしまいます。



公安関係者は臓器をねらい、思想改造のために強制労働に従事させられる
政治犯に対して死に至るような虐待行為を行うなど違法性が
多くの人権団体に指摘されています。

天津市武装警察総隊医院の元整形外科専門医・王国斉氏は、
米国会の公聴会で「銃殺された死刑囚から皮膚や、
目の角膜を摘出したのは数百回」と証言。
死刑囚の心臓はまだ鼓動しているまま摘出されたケースもあるといいます。


また、人権団体によると、1999年7月から中共政権に弾圧されている
気功集団・法輪功の学習者が、迫害により、現時点で約2808人の死亡ケースが
確認されています。

死亡した学習者の一部は、臓器が摘出され、移植用として違法売買されています。

例えば、広州市の潤娟氏は、広州白雲看守所で22日間拷問を受け続け死亡。
遺族には通知されず、遺体対面時、すでに解剖されていました。

内部情報筋によると、広州市刑務所の一部では、
医者が「腰を殴るな、腎臓は役立つから」と拷問を指導しているのです。

こんな例もあります。

河北省石家庄市の左志剛氏は2001年5月30日、橋西区公安分局に逮捕され、
当日に酷刑を受け死亡。
腰の後部には2つの正方形の大きな穴が開いていました。


2001年2月16日、ハルピン市の任鵬武さんが呼蘭県第2看守所に勾留され、
5日後に死亡。警察は家族の同意なしに、法律鑑定の口実で、臓器を全摘。



近年になって、死刑囚の親族が、病院や関連当局を相手取って、
違法な臓器摘出を立件提訴する案件が増加。

2000年5月には江西省の裁判所が銃殺の死刑囚の腎臓を勝手に病院に売却したため、
死刑囚の父親が悲観して自殺、姉が裁判所を訴える事件が起きています。

03年9月には、甘粛省の刑務所が死刑囚の同意なしに死刑執行後の臓器を
取り出したことが発覚して、遺族に2000(約28000円)の賠償金を支払っています。

2004年2月16日遼寧省葫芦島市の地方裁判所(中級法院)は、
死刑囚の臓器摘出について公安当局の行政を告訴する案件を審理しています。








外国人患者の急増につれ、中共の臓器移植手術費用も上昇、
昨年初め、肝臓移植が3万2,000米ドル程度でありましたが、
現在では4万米ドル(日本円約436万円相当)。

腎臓移植は、2000万ウォンから3000万ウォン(日本円約240万円から360万円相当)。

間に複数のブローカーが入ると、1000万円以上かかるケースも。
移植費用にも不透明さが多い。




医療関係者によると、中国国内で臓器移植が必要な患者は現在、
100万人から150万人。

手術件数は腎臓や肝臓を中心に年間13000件が実施されている。

昨年は腎臓が6000件、肝臓は2700件。








中共政権下の死刑囚の臓器販売問題は、国際社会に厳しく批判されています。

米下院は昨年12月可決した、中共政権の労働改造制度を非難する
「労働改造譴責法案」の草案を作成した共和党議員フランク・オルフ氏は、
中共政権の死刑囚を利用した臓器売買を厳しく批判、

「5万ドさえ払えば、血液検査後、中共警察当局は刑務所で適合する死刑囚を探索、
銃殺後腎臓を摘出移植する」と中共指導下の医療機関が非人道的な方法で臓器売買を
している事実を暴露しました。

米国の労働改造基金会の関係者は、「多くの患者が移植を受けるときに、
だれもが臓器提供の合法性を考慮していない」と指摘、
欧州議会も1998年、中共の臓器摘出事実に震撼、
「これは国際基準に照らしても、深刻な人権違反、一種の犯罪行為」と
厳しく非難してきました。



中国誌「財経」(11月28日号)によると、
中国の黄潔夫・衛生次官が国際会議で「人体器官移植条例(臓器移植法)を公布し、
死刑囚からの臓器提供に関して管理、規定する」と述べました。

死刑囚をドナー(臓器提供者)にする「死刑囚ドナー」の不透明な実態を
法で管理する方針を打ち出しました。

臓器移植法は近く公布される見通しで、不透明な臓器売買を禁止し、
死刑囚ドナーも、死刑囚本人か、家族の同意を求める方向。

黄次官は11月初旬にフィリピン・マニラで開催されたWHO関連の国際会議で、
「臓器移植法は今年八月に草案が完成し、
この法律で死刑囚ドナーに関する管理を強化する」としたうえで、
「移植市場を整える」と述べました。

黄次官は「財経」に対し、臓器移植法により
「国際社会が関心を抱く中国の臓器移植の灰色地帯が一歩ずつ消える」
とも述べています。

衛生省関係者も「条文の詰めの段階にある」と語っています。

北京オリンピックを前に表面的には死刑囚の人道問題に配慮する姿勢を示し、
国際社会からの批判をかわすのが狙いでしょう。



世界保健機構WHOでは死刑囚からの臓器提供を受けないように勧告していますが、
あくまでも勧告です。

こんなときにこそ、世界で基準を一つに出来ないのでしょうか?

日本の法整備も必要だと思います。

海外で臓器移植提供を受けていることに倫理的問題はないのでしょうか?
できれば、世界のどこでも誰でもが同じ条件で
臓器移植が受けられるようにならないのかな。


宗教観や倫理観が違うとはいえ、
死に直面した人間を宗教観や倫理観で縛ることはできないと思いますが。


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posted by 鉄人ママ at 12:14| 大阪 ☀| Comment(21) | TrackBack(1) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
臓器移植が必要な疾病の原因が遺伝子に何らかの原因があったとしたら?を考えると寒くなる。遺伝子は次世代にわたっていく。こういうことが繰り返されると人類は遠い将来、皆、医者の世話になるだけ。極端だけど、臓器移植は大きい意味で人類のためだろうかという問題にいつも突き当たります。
Posted by さくら at 2006年02月28日 12:35
さくらさんへ
ただ、自分の子供がもしって思ったらなんでもするだろうなと考えてしまいます。
Posted by 鉄人ママ at 2006年02月28日 12:39

キツイお話ですが、本当のようです(-_-;) 少し話しはそれますが、

私は以前もお話ししました様に「中国の田舎」に時々行きます。

ある中国の田舎町…とんでもなく目立つ立派なホテルが数件あります…

勿論、外国人用のホテルです。私もそこに宿泊するのですが、

朝のランチタイム…白人のご夫婦がベビーカーを伴って食事を

しています。子供はと見ると…どういう訳か、明らかに

「東洋人」の顔立ちです…生後間もない子供もその様なケースで

沢山見てきました。あえて「○○売買」とは言いたくは

ありませんが、その子にとって未来の生活環境は良いのかも知れません…

でも見るたびに嫌な思いを私もするのですから、そのホテルの中国人

従業員はもっと嫌な思いをして、ますます「白人」が嫌いに

なる事でしょう…将来が心配な国にどんどんなって行く気がします。
Posted by granpa at 2006年02月28日 12:55
衝撃的なお話ですね。

北朝鮮との国境近くでは、脱北した女の人が中国人の妻となる目的で売買されているニュースを見ました。

北にいるときよりもまし、と思いきや、新しい夫からの繰り返される暴力に悩まされるケースも多いとか。

日本の農村でも中国人妻が事件をおこしましたね。(彼女の場合は夫から暴力を振るわれていたわけではありませんが)

元を正せば、貧困のなせる業なのかもしれませんが、政治の責任は大きいでしょうね。

Posted by 鉄人ママ at 2006年02月28日 13:37

確かに「政治」…「まつりごと」と言った方が適切かもです。

中国は本当の意味で「他(多)民族国家」ですので、日本人との

感覚の差は大きいです。歴史からもよく例えられる様に

人心の掌握が一番の課題でしょ〜今の政府は人民の「目」を

何処に向けるかばかりを考えているようですね…私のいつも

世話になっている中国人の通訳も余り内政の事は余り

話したがりません…「一人っ子政策」も大きな影を落としている様に

思われます。その通訳の知り合いは子供が2人目が出来たとたん

会社をクビになり、会社のボスも処罰が下ったそうです。

また中国は若い結婚前のカップルに「貴方達は何年の何月に

結婚して何年の何月頃までに子供を作りなさい」と指導されるそうです…

今でもこの様な事が実践されています。とても大変な人権抑圧だと

私は思いますが、余りこの手の話は表に出て来ていませんね(-_-;)


Posted by granpa at 2006年02月28日 14:08
以前から知っていました、中国の死刑囚の臓器移植の話は・・・。

提供者カードを持っていますが、こういう記事を読むと、いろいろ考えちゃうな〜。
Posted by 如月メイ at 2006年02月28日 15:43
granpa さんへ
一人っ子政策はそこまで深刻でしたか。

中国の奥の深さにはびっくりさせられることしきりです。
Posted by 鉄人ママ at 2006年02月28日 16:05
如月メイ さんへ
ドナーになると、いろんな部分を持っていかれるので、遺族の方が傷つく場合があります。

うちは、私にもしものことがあったら、遺族は、二人の子供になるので、そのような場合にドナーになるのは子供をさらに傷つけるだろうと思い、ドナーカードは持っていません。

子供が成人になったら、持とうと思っています。
Posted by 鉄人ママ at 2006年02月28日 16:08

またまたの書き込み申し訳ありません〜_(._.)_ 

ただ言える事は「中国」という国が主導者の考えるより

はるかに大きく広大過ぎて、実は手に負えてない事と

将来を考え「国力」「資源」を調達しないと国を維持出来ない

ジレンマを抱えていると思います…これは日本にも言える事ですが、

人口統計調査も完全に掌握出来ていませんからね…((((((^_^;)
Posted by granpa at 2006年02月28日 17:04
なんどでも書き込んでくださいよ。
嬉しいです。

戸籍のない子供は多いと聞いたことがあります。

中国は主導者たちが主導者達の教育を受けた世代になりつつあり、今後がますます懸念されますよね。

Posted by 鉄人ママ at 2006年02月28日 17:24
実利主義国家の中華じゃ、

そのうちに「金目当て(臓器目当て)」に

ヒトを殺す連中が増えるんだろうね。



なにせ、“喰っても平気な”民族だもん。

そして、日本にも輸出するんだろうね。


“オイラの心臓はさぁ、Made in Chinaだぜ”

って自慢するのは、やなこったぞっ!!!
Posted by えちごろう(越後老) at 2006年02月28日 22:04
チュー語句人がJPN人を嫌いな前に

JPN(となる前より)人はずぅ〜〜〜〜〜〜と前からチュー語句人(となる前より)をキライなのである。
Posted by どこまですんだよ!!!パー at 2006年03月01日 01:24
えちごろう(越後老) さんへ
ついに、爺さんになったのね。

あまり先は長くないのかしら。。。

Posted by 鉄人ママ at 2006年03月01日 21:32
どこまですんだよ!!!パー さんへ
毛嫌いしたくなるよね。ほんと。
Posted by 鉄人ママ at 2006年03月01日 21:33
今、日本国内で現在の中国共産党政権による悪質な嫌がらせを受けている
反体制(反中国共産党)通信社に危機がせまっています。

通信社の名前は「大紀元時報」という、中国人自身による反中共の通信社です。
少人数で運営されている小さな団体ですが、彼らは非常に真剣に中国及び極東アジアの民主化と平和を願い
その為に、中国共産党の真実を外に発信続けてきました。
東京は秋葉原のビルの一室で、少数の中国人ボランティアの懸命な働きによって支えられています。
昨年、中国国内で反日デモが行われた時にも、日本のメディアが放送できずにいた
中国人が受けている反日教育などについて冷静に記載していました。
そして今日現在も、彼らは眠る間を惜しんで中共政権を覆す努力を続けています。

ところが、ここ最近になって、政府批判を恐れている中共政府によると思われる
彼らに対する非道な嫌がらせが発生しているようです。
詳しい内容はネット上に記載されていますので、御覧いただければ幸いです。
(少ない人数の中国人によって文章が書かれていますので、私達が見ると少々違和感を感じるかもしれません)

下記アドレスには、中国の臓器売買に対する非道が記述されていますので
ショッキングな内容が含まれています。
不愉快になる方もいらっしゃるかもしれませんが
2006年の現代にある悲劇として、知っておかなくてはならない事の一つではないでしょうか。

http://www.epochtimes.jp/jp/2006/03/html/d52158.html
Posted by 春のたぬき at 2006年03月13日 18:54
私の臓器を買って海外で移植手術を出来る所を捜しています。又、ブローカーを教えて頂けないでしょうか。急いでおります。宜しくお願い致します。
Posted by 前田隆男 at 2006年08月02日 21:05
NPO法人 難病患者支援の会という団体は中国人死刑囚の臓器売買を営利目的で斡旋している団体なのですが、罪には問われないんでしょうか?
Posted by 修弘 at 2008年09月27日 01:12
NPO法人 難病患者支援の会という団体は中国人死刑囚の臓器売買を営利目的で斡旋している団体なのですが、罪には問われないんでしょうか?
Posted by at 2008年09月27日 01:13
メンズ水着 水陸両用
Posted by ビキニ 水着 通販 at 2013年08月02日 23:20
レディース水着激安
Posted by 青ビキニ at 2013年08月02日 23:20
I'll right away seize your rss feed as I can't find your e-mail subscription link or newsletter service. Do you've any? Please let me understand so that I may just subscribe. Thanks.
Posted by バーバリー at 2013年08月04日 14:20
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臓器売買で初の有罪判決=違法経営罪を適用−中国
Excerpt: 臓器売買で初の有罪判決=違法経営罪を適用−中国
Weblog: あじさい文庫だより
Tracked: 2010-09-15 23:00
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